娘の反抗期に心が折れそう…母として限界を感じたときに救ってくれた言葉
「〇歳 反抗期 心折れそう」…毎年の検索ワード
娘が2歳で言葉を話しはじめた頃から今(15歳)に至るまで、私の検索履歴には毎年のように「〇歳 反抗期 心折れそう」ってワードが並んできます。
ほんと、女の子って口が達者で。こっちが何を言っても全然かなわない。特にキツかったのが、長女が小学5年生くらいのとき。体も強くなってきて、もう毎日がバトル。
お互いにナイフみたいな言葉をぶつけ合って、髪を引っ張って、取っ組み合い、引っかき合い…。
今思い出しても、あれは壮絶だったなぁ。で、いつもその間に入ってくるのが次女。止めようとして巻き込まれちゃうんだけど、ほんとかわいそうでした…。
泣きながら家出(?)したこともあった
「なんでこんなに一生懸命やってるのに、娘に嫌われなきゃいけないの?」
そんな気持ちが積もって爆発して、「もう家出してやる!」って家を飛び出して、車の中でひとり泣いてた夜もあります。で、少し落ち着いて家に戻ったら、今度は長女に鍵閉められてて入れない(笑)。
ポストの口から「開けてぇ〜」って小声でお願いする私…完全に間抜けな母ですよね。
心配してそっと鍵を開けてくれたのは、次女でした。
自己嫌悪と後悔の繰り返し
あんな激しいケンカした次の日は、もう自己嫌悪でいっぱい。
「私の子育て、間違ってたのかな」
「やり直せないかもしれない」
って、どん底まで落ち込んで…。
そんな私を救ってくれたのが、月1で通っていたカウンセリングの先生。
取っ組み合いの喧嘩の話をしたとき、「怒られるだろうな…」ってビクビクしてたんです。でもそこで先生が言ってくれた言葉が、ほんっとに心に沁みたんです。
「お母さんはね、全力で子育てしてるんです。 だからこそケンカも全力になるんですよ。 子どもに興味がなかったら、ほったらかします。 でも、お母さんはちゃんと向き合ってるんです。 そんな全力のお母さんの気持ち、きっといつか伝わりますよ。」
この言葉で、ふっと肩の力が抜けました。
お母さんだって人間なんだもん
お母さんだって、人間です。イライラするし、感情的にもなるし、プツンってキレることだってある。できたら、ケンカした次の日に「ごめんね」って言い合って、ハグでもして、また前向いて進めたらいい。
反抗期って、子どもが自立していくための大事なプロセスだって頭ではわかってても、真っ只中にいると心底つらいですよね。
「もう何も報われない…」って思っちゃいますよね。
救ってくれたのは“話を聞いてくれる人”の存在
私自身、カウンセリングの先生や友達に話を聞いてもらえたことで、どれだけ救われたかわかりません。そして、ふと思ったんです。
娘にも「話を聞いてくれる味方」が必要だなって。
うちの場合、その存在は「おばあちゃん」でした。孫の話をちゃんと聞いて、味方になってくれて、でもときには中立なアドバイスもしてくれる。
本当にありがたい存在です。
トンネルの先には光があると信じたい
反抗期って、本当に出口の見えない長いトンネルみたい。でも、一人で抱え込まないでほしい。誰かに話すだけでも、心がふっと軽くなること、きっとあるから。
全力でぶつかった分だけ、母と娘の絆って、きっと強く深くなっていく。
そう信じて、今日もなんとかやっていきましょ。