最初は優しかった彼が、束縛モラハラ夫、ナルシシストに変わるまで
モラハラやナルシシストのパートナーに共通する特徴は、最初はとても優しく魅力的に見えること。
でも関係が深まるにつれ、少しずつ違和感が積み重なっていきます。
モラハラやナルシシストの特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。
《【保存版】モラハラとナルシシストの特徴とは?心を蝕む支配のサイン》
こうした関係性は、愛情ではなく「支配」や「コントロール欲求」から生まれたもの。
私も当時はそれが「愛されている証」だと勘違いしていました。
でも今ならわかります。あれは心をじわじわと締めつける見えない鎖だったのだと――
「最初は優しかったのに、だんだん束縛がひどくなっていった」
そんな恋愛や結婚生活の経験はありませんか?
私自身も、まさか自分がモラハラに悩むことになるなんて思ってもいませんでした。
でも今思えば、「モラハラのサイン」は、付き合っていた頃から見えていたのです。
今回は、かつての私の体験をもとに、モラハラ加害者の特徴や心の変化について綴ります。
「これって普通?それともおかしい?」と悩んでいる方の気づきになれば幸いです。
交際中から始まっていた“異常なサイン”
1日の行動を把握したがる…
付き合っていた頃、彼はとても優しくて魅力的でした。
でも、ある日からこう言われるようになります。
「今日どこ行ってたの?誰と?女の子だけ?何してた?」
行動を細かく知りたがる彼。最初は心配してくれているのかな、と思っていましたが、だんだん息苦しさを感じるように。
金銭感覚にも口出しが…
ある時、エステに行った時、彼に部屋に置いてあったレシートを見られて言われた一言。
「え?こんなに使ったの?」
自分のお金で楽しむことさえ、後ろめたく感じるようになっていきました。
結婚後、束縛はさらに強まっていく
路上の他人にも嫉妬?
一緒に街を歩いていた時、路上でピアノを弾く人を何気なく見ていたら、夫の視線を感じました。視線を向けると、無言でこちらを睨みつける夫。
「何他の男見てんの?知り合い?なにかやましいことでもしてんのか?」
その瞬間のあの目、今でも思い出すとゾッとします。
芸能人や政治家へも嫉妬?
ある日、テレビで選挙の候補者を見ながら「この人、以前会った時とても感じが良かったな」と言うと、またあの目線。
「ふーん、怪しいな」
えっもしかして、この人テレビの向こうの人と私の関係疑ってる?!
そんな風に思われているなんてショックで、そこからは、自分の意見や感想を言うのも怖くなり、少しずつ、私は感情を押し殺すようになっていきました。
最初は「愛されてるから」と思い込んでいたけれど…
彼の嫉妬や束縛を「私のことを好きだから」と思っていました。
でも実際は、あらゆる行動を監視され、人間関係も制限され、徐々に自分を見失っていったのです。
気づけば、私は自由のない“籠の中”に閉じ込められていました。
、ナルシシストは静かに進行する。“気づき”が何より大切
「今思えば、あれはおかしかった」
そんな経験、あなたにもありませんか?
モラハラは、怒鳴ったり暴力を振るうばかりが全てではありません。じわじわと心を追い詰めてくる、静かな支配があるのです。
この記事を読んでくださったあなたへ
もしも今、誰かとの関係に違和感や息苦しさを感じているなら——
「おかしいかもしれない」と気づくことは、決して間違っていません。
私もかつては、「きっと私の気のせい」と思い込んでいました。
でも今ならわかります。
「愛されていること」と「支配されること」は、全く別物です。
あなたの心が少しでも軽くなりますように。
そして、あなたの大切な人生を、あなた自身の手で守れますように。