知らないはずの転職先に夫が現れた日

ストーカー、元夫、怖い離婚

知らないはずの転職先に夫が現れた日

別居後、スキルアップと収入の安定を目指して、私は新しい職場に転職しました。
やっとの思いで掴んだ「自立への第一歩」。夫に新しい勤務先は伝えていませんでした。

ようやく始まった“私だけの人生”。でも――
その平穏は、ある日突然、音を立てて崩れ去ったのです。

やっと掴んだ新しい一歩のはずだったのに

転職後の新しいスタート|前職への感謝と未来への希望

3年間お世話になった職場を感謝の気持ちで退職。娘たちを育てながら働ける環境を与えてくれたことには、今でも感謝しています。

しかし生活の再建と将来の安定のため、スキルアップと収入増を目指して、新たな職場へチャレンジする決断をしたのです。

夫には転職先を伝えずにいた理由

元夫には、あえて転職先の情報を伝えませんでした
それは、日常生活にまで影響するほどのモラハラや精神的な支配があったから。

夫に邪魔されず、ようやく「自分だけのスタート」を切れると信じていたのです。

恐怖の瞬間|夫が職場に現れた日

ある日、職場の会議中――
何気なく窓の外に視線を向けた私は、言葉を失いました。

「え……? うそ……??」

そこには、まさかの夫の姿が。
血の気が引き、体が一気に冷たくなるのを感じました。

思わず椅子から転げ落ち、そのまま椅子の下に身を隠す私。
同僚たちが驚いて心配する中、私はただただパニックに陥っていました。

恐怖と混乱で頭が真っ白に|「なぜここに?」

「どうしてここがわかったの?」
「何しにきたの……?」

頭の中をめぐるのは、不安と恐怖の嵐。
あの日感じた底知れぬ絶望感は、今も忘れることができません。

「どうやって新しい職場を突き止めたのか――」
それは、今となっても謎のままです。

まとめ:人生は想定外の連続。でも、前を向いて進むしかない

あの日、ようやく見つけた新しい職場で、思いがけず元夫と再び向き合うことになるなんて――
人生は、こちらの都合なんてお構いなしに、想定外の出来事を運んできます。

「これでもう大丈夫」と思った矢先に、また試される。
でも、それが現実なんだと思います。
そう簡単に順調には進まない、それが人生。

それでも、自分と子どもたちの未来のために、私はまた立ち上がるしかありませんでした。
逃げたい気持ちに打ち勝ちながら、一歩ずつ。
あの頃の私がいたから、今の私がいます。

タイトルとURLをコピーしました